実務研修演習内容第8日
開始時間 9:40〜 終了 17:05
休憩 午前・午後 実務研修の流れによりトイレ休憩あり。 昼 50分
5分間のオオリエンテーションから始まります。
提出する書類や出席簿をつけるように案内がスクリーンに表示されているので、その説明と1日の流れの案内をしてくれます。
@モニタリングの意義と目的について説明できる。
A目標に対する各サービスの達成度(効果)の検証の必要性について説明できる。
B目標に対する各サービスの達成度(効果)について評価できる。
Cモニタリング結果の記録作成の意味と重要性について説明できる。
D居宅サービス計画の再作成を行う方法と技術について説明できる。
@利用者及び家族の支援に際し、チームアプローチの意義と目的について説明できる。
Aチームを構成する各専門性についての役割について説明できる。
Bチームにおける介護支援専門員の役割について説明できる。
Cアセスメントに基づく必要なチームの形成を実施できる。
Dチームにおける情報共有を実施できる。
E円滑なチーム運営を実施できる。
前回居宅サービス計画書を作成した利用者の事例に沿って、自分が担当ケアマネであることを前提にモニタリングや初回計画後の再アセスメントを行います。
モニタリングに必要な情報や収集方法を考え、グループで意見交換をしました。
モニタリングは初回計画の目標の達成度であり、達成されてもされなくても再アセスメントを行い、居宅サービス計画書の再作成をするか判断します。
チームマネジメントでは、今までの自分の経験をグループで発表し合いました。
それぞれの経験をもとに、チームケアが機能した場面や機能しなかった場面の理由や改善点を考えます。
チームで本人を支えていきますが、中心は利用者本人であることを忘れてはいけません。
また、本人が家族へ表明しない気持ちを聞きだし、それをチームで共有することも大切だと学びました。
実務研修前期演習おつかれさまでした!
ここまで長い道のりでした、、。
例年なら、このあと実習を行い終了だったそうですが、後期も7日間の研修があります。
前期で学んだことは、実習で必要になる内容でしたが、研修をしている時は個人で考えを整理する時間がなかったので、ゆとりのある方は実習前までにテキストを見直したりすると良いと思います。
ケアマネ視点はみんな初めてなので、自分の専門資格の視点を忘れてケアマネ視点で見つめることが必要だと思いました。
私が一番知りたかったのは、困難ケースにあたった時の対応です。
本人と家族の対立や、過剰サービスを求めてくる場合、独居で身寄りのない認知度の低いで後見制度を利用していない方の本人の意思決定、多弁な本人や家族の時の効率よい会議の進め方などを時間の少し空いた時や質疑応答の時に質問しました。
あまり「これだ!」という答えはいただけなかったのですが、本人・家族と向き合い伝えなければならないことはきちんと伝え、多職種と連携しながら問題を解決していくという内容でした。
どうしてもケアマネが中心となる居宅介護支援ですが、自分ひとりで抱え込まず、関係各所や多職種と相談しながら利用者本位の支援ができれば良いのだと思いました。